2018.08.18
日頃から暑さに慣れさせましょう~水分に服にも注意してよく観察しましょう~熱中症にご注意ください。豐田市からのおしらせ
豊田市HP「熱中症にご注意ください!」
熱中症にご注意ください!
熱中症は、暑い屋外などでの労働や運動だけでなく、日常生活においても注意が必要です。
特に、体温調節機能が低下する高齢者や、まだ十分に発達していない小児・幼児は、十分に注意してください。
ここでは、熱中症の症状と対処法、予防法についてお知らせします。
熱中症と、その予防・対処方法について
熱中症が発生しやすい時期になりました。熱中症は、例年、5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があり、9月の残暑の際にも、多発することがあります。
急に気温が高くなった日や、湿度が高い日も注意が必要です 。特に幼い子どもや高齢者へは、周りの人が声かけをすることが大切です。
また、電力供給のために節電が求められていますが、過度の節電は熱中症の危険性を高めますので、十分にご注意ください。
下のグラフは平成29年5月1日から平成29年9月30日までの週間平均気温と熱中症搬送人数です。
豊田市消防本部より情報
熱中症は予防が大切!適切な予防をすれば防ぐことが出来ます
- 暑さを避ける
- 屋外では帽子を着用、服装を工夫する
- 日陰を利用する
- 水分をこまめに摂取する
- たくさん汗をかいたら塩分の補給も忘れずに!
- 湿度が高いとき風がないときは要注意!
- 上手にエアコンを使う
体の異常が起きたら
- まずは涼しい場所へ
- 衣服(衣類)をゆるめる
- スポーツドリンク・食塩水(0.1~0.2%)などを飲ませる
- 体などに水をかけたり、濡れタオルをあてて扇ぐなど体を冷やす(太い血管のある脇の下、首、足の付け根、股の間を冷やす)
このような症状があれば…
重症度:I度
【症状】
- めまい、立ちくらみがある
- 筋肉のこむら返りがある(痛い)
- 汗がふいてもふいても出てくる
【対応方法】
重症度:II度
【症状】
- 頭ががんがんする(頭痛)
- 吐き気がする・吐く
- 体がひきつける(痙攣)
【対応方法】
- 足を高くして休みましょう
- 水分・塩分を摂りましょう
- 自分で水分・塩分を摂れなければすぐに病院へ
重症度:III度
【症状】
- 意識がない
- からだがだるい(倦怠感)
- 呼びかけに対し返事がおかしい
- 真直ぐに歩けない・走れない
- 高い体温である
【対応方法】
- 水や氷で冷やしましょう(首、脇の下、足の付け根など)
- すぐに救急隊を要請する
熱中症は、暑い屋外などでの労働や運動だけでなく、日常生活においても注意が必要です。
特に、体温調節機能が低下する高齢者や、まだ十分に発達していない小児・幼児は、十分に注意してください。
- 高齢者の方へ
のどが渇かなくても水分補給をしましょう。
部屋の温度をこまめに測りましょう。
- 子どもの保護者の方へ
子どもを十分に観察しましょう。
服装を選びましょう。
水をこまめに飲ませましょう。
日頃から暑さに慣れさせましょう。
つづき
環境省熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/